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実家敷地内で家を建てる①
こんにちは!
住宅アドバイザーのPです 🙂
雨が続き外に出るのも億劫なこの時期、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
私は先日東京に行く機会がありひとりだったこともあって、私の好きな明治・大正時代の建築を満喫してきました!
赤坂にある迎賓館、池袋の自由学園明日館、上野の旧岩崎邸(外装修理中のようで残念。。。)
どれもロマンあふれる建物で、そこでの生活を想像するのが楽しくて仕方ありませんでした 😆
皆さんもたまには趣向を変えて、建築巡りの旅をしてみてはいかがでしょうか? 😉
さて、今回のお話ですが、
以前当ブログでご紹介しました「実家敷地内での建築」の中で、
敷地利用の計画 についてお話しようと思います。
↓前回の記事はこちら
実家の敷地内に建てるということは、一つの敷地に二つ以上の建物が存在するということ。
これ、以外と考えなければいけないことが多いんです。
肝になるのが「分筆」問題。
実際の土地に境界線は引かれていませんが、土地はそれぞれ広さや形が決められており、地番という番号が振られています。
ひとつの地番にいくつも建物を建てることはできないので、実家の敷地内に建てる場合はよく直面する問題です。
こういった場合、なにかしらの方法で土地を分ける「分筆」が必要になります。
①建築地の都市計画区域
市街化区域(家を建てるのに適した地域)では、机上分筆といった届出をすることで地番を分けることなく建築をすることもできます。
一方で、市街化調整区域(基本的に家を建てられない地域)での計画では正式に分筆の処理を行う必要があるのです。。。
これらは手間がかかることはもちろん、専門家に依頼することで意外と費用が掛かってしまいます。
②接道
お家を建てるうえでは敷地がある程度道路に接していなければ計画ができません。
これを「接道」といって、最低2mは必ず道路に接していなければいけないので、分筆も考えて行わなければならないのです。
その他にもいろいろな制限がかかってくるため、詳しくは住宅のプロに相談することをおすすめしますが、
もうひとつ大事なのが土地を持っている親御様の気持ちです。
③気持ち
代々継いできた土地に手を加えたり分筆することはそう簡単に決められることではありません。。。
近くに家族がいてくれる安心感もありますが、そういった親御様の考え方を理解してしっかりと話し合っていくことが重要になります。
どうでしたか?
敷地をどうしていくかだけでも考えることが多くありますよね。
こちらのお話はあと何回かに分けてお届けしていきます 😉
次回の更新もお楽しみに!