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2017/03/17
建築士・設計士
建築模型・・・・・思いを伝える
こんにちは、A2 髭の設計士です。前回は”設計士の七つ道具”お伝えしましたが、
今回は”建築模型”のお話を少ししましょうか・・・。
材料・・・・・スチレンボード(厚紙)、型紙(グラフ用紙)
道具・・・・・金型定規、のり、カッターナイフ、はさみ、色塗り用マーカー
作り方 ①プランができたら平面図をボードに貼り付けます。
②立面(高さ方向)をイメージしながら、窓などを切りとったパーツの型紙を作成します。
多い時には20個ぐらいの部品になります。
③土台となる平面図に立面となる壁を起こし、糊(ボンド)で接着していきます。
外壁の色のイメージも大事なので、あらかじめマーカーで着色しておきます。
④最後に屋根を載せるのですが、ご覧のように取り外しできるようにしておきます。
屋根を外して内部が覗けるようにするためです。
時間にして約一日~1.5日、結構手間のかかる作業です・・・・・・・。 大変だけど意外と楽しいかも?
目的・・・・・なぜ模型を作るのか?
目的は二つ。 自分自身で建物のデザインを確認する事
もう一つは、お客様に設計者の想いをお伝えする事
結果・・・・・たいていの場合、お客様は模型を見ると結構感動して頂けます。全体を眺めたり、屋根を外して覗き込んだりして
一生懸命です。(目が輝いています)
今の時代 CGなど便利なツールがある中で、手作りの模型は時間も手間もかかる分、スピードは遅いけど
”思い” は確実に伝わるはず。そんな気持ちで作ってます。日々の仕事とは違って自分自身も結構楽しんでいます。
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