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樹仁成造です。
きょうときょうと今年も残りわずかになりました。
どんな一年でしたか?
この年になっても
まだまだ知らないことばかりで ……
死ぬまで勉強ですね。
『 やっぱりデザインが好き。』
これが答えですかね~~
家造りは奥が深くて
まだ新しい発見があったりしますね
『 はっ』 っと気づいたり。
『 はぁ』 っと思ったり。
『 ははっ』 って焦ったり。
敷地がどちらを向いているかって重要ですよね~
ちょっと西にふってるとか
ちょっと東にふってるとか
同じお客様の敷地なのに、ある人は東よりに大きな窓を
ある人は西よりに大きな窓をつけたプランになる。
西日(にしび)は強くて、夏は暑い、まぶしい。
冬は遅くまで陽が差し込むから暖かい。
どちらを選択するのかの違いですが
ひとそれぞれ考え方の違いで結果は違ってきますよね。
家の向きについて考える時
ずいぶん昔に建てさせて頂いた家のことを思い出します。
敷地が狭く(母屋の横に建築)南側にあまりスペースがありません。
設計担当の上司と相談して間取りを完成させ、
当然、わずかですが南をあけてのプランニングになりました。
家が完成して引渡のとき、一番明るい部屋は寝室でした。
寝室なので、あまり陽があたらない位置にしたのに拘らずです。
プランニングは間違っていないと思うのですが
一定の光が入る部屋の存在を知りました。
周りの環境、様子によっても違うとは思いますが
南からの日差しを考えないこともあるんだ
逆にマンションの影になる場合
陰る前の明るさと、影に入ってからのギャップで
ずいぶん暗く感じることもあります。
建設地はそれぞれです。
いい条件もあれば、不利な条件もあります。
それをメリットに変える。それを愉しむ。工夫する。
京町屋のように風情とか趣(おもむき)に、
そんな風に出来たら良いなと思います。
……日々、勉強ですね。