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2016/11/06
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風を取り込むためには
住宅アドバイザーの内藤です。
朝夜はすっかり冷え込むようになりました。
気づけば早11月で今年も残すところ2か月を切ってしまいました。
最近本当に1年経つのが早く感じ老いていくのがわかります・・・
設計士さんがプランを描くときに気を付けることの一つとして風をの通りを考えます
風通しが悪ければ生活をしていてもジメジメして快適な暮らしができません。
1年中エアコンをつけないと暮らせない可能性もあります。エアコンをつけるということは
電気代もその分多く掛かってきます。
風通しの良い住まいにするためには
風の出入り口を考えなければいけません。
建築予定地の風向きに合わせて、風上に風の入り口となる窓を、風下には
出口となる窓を設けることによって効果的に風を取り込むことができます。
どうしても風向きと壁が平行で風を取り込みにくくなってしまう場合は
縦スベリ窓(ウィンドキャッチャー)を設置してを室内に風を取り込むようにしていきます。
(窓で風を受け止めて室内に風を取り入れます。)
また、高所に窓などの開口部を設置して吹抜けや階段の配置を工夫すると、
屋内と屋外の温度差を利用した換気ができます。外の気温が低下すれば
室内との温度差によって高所の開口部から暖かい室内の空気が排出されます。
さらに同じ部屋の中でも、地窓や高窓など設計上の工夫ができます。
こうして末永く快適な生活を送っていただく為には
風の取り込みは非常に重要になります。
その辺はしっかりと設計士さんとお話の上プランを考えていけばと
思います。
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