住宅アドバイザーの内藤です。

大型台風も過ぎ去り、落ち着きを取り戻しましたが、被害にあわれた方も

いらっしゃるようです。

最近、こんなご相談がありました。

宗教法人の土地に家を建てたいけど、

住宅ローンが貸してもらえないというご相談が

ありました。

普通に一般の方が建てる土地の地目は宅地という

地目なのですが、

宗教法人の土地の地目はほとんどが境内地という

なかなか聞きなれない地目だと思いますが、この地目だと

どこの銀行へ行っても通常の住宅ローンは貸してくれません。

なぜなら、境内地には評価が無いからです。

銀行は貸すにあたって何かを担保にしないと貸せないので

土地とこれから建てる家を担保にとります。

その土地はいくら位の価値があるのだろうと土地の評価を

調べてその評価にあった金額を貸してくれます。

ただ、地目が境内地ですと評価を調べるに辺り

境内地に評価というものがありません。

評価がないということは価値が無いということになり

担保にとれない為に住宅ローンは貸せないということになります。

ですから、お寺の住職さんや神社の神主さんが家を建てる時は

寄付などあればいいのですが、そうでない方たちは住宅ローンを

組まないと家を建てれません。住宅ローンを組む為に建てる部分だけ

分筆をしてそこだけ宅地に変えて家を建てる人が多いと聞きました。

でも、分筆して宅地に変えなくても境内地のまま

住宅ローンを貸してくれる方法があります。

皆さん知らないだけです。

現に私も境内地内で家を建てて住宅ローンを

組んでいます。また、ご相談いただいた方も

今度住宅ローンの申込みをします。

それは住宅支援機構が行っているフラット35

なら住宅ローンを組めます。

いろいろ必要書類は多いですが、

貸してくれます。

なかなかいらっしゃらないと思いますが、

お寺や神社関係の方で詳しく聞きたい方は

是非私にご連絡下さい。

住宅ローンの借り方お教えします。