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基本的な地震対策②
こんにちは。
代表の加藤です。
今日は前回に引き続き、基本的な地震対策について、
第3、第4のポイントの書いていきますね。
第3のポイントは
『構造』です。
一般に家は柱、梁、土台の三要素で構成されています。
しかしこの三要素だけでは地震で強い横揺れが起こった場合、水平方向の強度があまりありません。
そこで筋交いと呼ばれる構造材を、対角線上にいれて補います。
しかし構造物にいくら太い柱を使っても、湿気で腐ったりしていれば筋交いを入れた効果もなくなってしまいます。
適切な換気と床下の防湿処理を万全にすることが大切です。
第4のポイントは
『バランス』
です。
耐震を考える上で、家全体のバランスは不可欠な要素です。
見栄えのする、個性的な家を建てたいというお客様の気持ちは理解できますが、
外見を優先させるあまり、バランスを欠いた家づくりをしてしまうのは禁物です。
家全体のバランスが良ければ、地震の力が一部に集中することなく全体に分散されるので、
強度に優れた家になります。
正方形、長方形が耐震バランスのとれた形と言えるでしょう。
立面形状も、前からみても横から見てもシンメトリー(左右対称)の形であるのが理想です。
2回にわたって基本的な地震対策について書いてきましたが、いかがだったでしょうか?
参考になれば幸いです。
今週末、2/18(土)19(日)には、完成見学会が田口町でも行われますので、
疑問な点・もっと知りたい点などあれば、
現地で実際の建物を見ながら、ご質問いただいたら良いかなと思います。
それでは。