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海外にいながら日本で家を建てる

皆さんこんにちは。
住宅アドバイザーの酒向です。
最近は気候の変化が大きく、あたたかな陽気と風に春が芽吹く気配を感じますね。
ショッピングに行くとあちこちのお店でさくらの色が目を引きます。
風邪から花粉に流行が移るこの時期、皆さんもお体にはお気を付けください。
さて、最近お客様から受けるご相談に
「(夫が)海外に出張しているのですが住宅ローンを組んで家を建てられますか?」
というものがありました。
今回のテーマはこちらにしようと思います。
今の時代お仕事で海外に行くのは珍しくなく、家族が離れているため家づくりはまだいいかなと思う人は意外と多いものです。
しかし、長期出張から帰って落ち着くのを待っていると、お子様の成長に合わせた建て時を逃したり住宅ローンの条件が悪くなっていたり…
なんていうことも珍しくはありません。
では、実際住宅ローンを組むことはできるのでしょうか?
結論から言ってしまうと、
住宅ローンを組むこと自体は不可能ではありません。
大雑把にはその家に住んでローンを返済できると認められれば審査は通ります。
ただし、いくつか気を付ける必要があります。
・日本に住民票があるか
仕事で海外に行かれている方は短期間でなければ住民票を除籍している方が多いです。
住宅ローンを組む際は住民票が必要になる銀行がほとんどなので、これが大きなポイントとなります。
逆に住民票がまだ残っているのであれば、手続きだけ国内で行えばローンを組むことは難しくありません。
・日本に戻ってくる時期が決まっているか
住宅ローンは建てた本人や家族が住むことが前提の借り入れになるため、いつ頃日本に戻って新居に入れるのかが重要になります。
近いうちに戻るというのが理想ですが、奥様などの家族が先に住むという形でも十分な理由となります。
しかし、これらは銀行によっても条件が変わってくるため、一概に言えないのが実際のところです。
また、こういった要件以外にも、住民票に代わる在留証明・サイン証明の用意や国内での手続きなど気を配ることは多くあります。
自分たちの帰国タイミングに合わせてお家の話とローン手続きが行えるよう
土地・建物・ローンのスケジュールをしっかりと決めて住宅会社と一緒に計画をしていくのがおすすめです。
グルービーホームはいつでもご相談いただけますので、お悩みの方はぜひ一度お問合せください。