住宅アドバイザーの内藤です。

今日であの震災から丸2年が経ちました。

当時私はお客様の家へ着くところで車の中で

震災のことを知りました。

お客様はそのことを知らなく、お伝えした事を

覚えています。

復興に向けて国や自治体は頑張っているとは

思いますが、現状進んでいないとニュースでは

よく耳にします。

瓦礫の撤去や汚染物質の除去などもそうですが

街づくりの計画が進んでいないと聞きました。

津波を遮る為に堤防造る計画をしていても

堤防を造ってしまうと海や川の中の生態系が

変わってしまう恐れがあり漁業の方で問題に

なってしまうなどあるそうです。

また、いろいろな線引きするにあたっても

問題があるそうです。

今住んでいるところから高台への移転計画で

道路を挟んだ片方の区域は移転する為の

費用が国から出るのですが、道路挟んだもう片方の

区域の方は国から費用が出なく自費で移転を

しなければいけないそうで、線1本で対象区域が

分かれてしまうのはどうかと思います。

被災地以外のところでさまざまな都市計画する時でさえも

そうです。例えば区画整理を行なう時でもさまざまな問題で

区画整理が終わるのに何十年とかかるケースもあるので、

時間がかかってしまうのは仕方ないのかもしれません。

でも、みんなの目指すところは津波が来ても安全な街を

造ることだと思います。

人それぞれ職業の違いや暮らす環境の違いなどで

意見は違うと思いますが、目指すところは一緒なので

話し合いを続けて一つ一つ問題を解決できればと

思います。

土地の問題が早く解決できないと次へ進めないと

思います。